1. トリプトファン
トリプトファンは、睡眠ホルモン「メラトニン」 のもとになるアミノ酸です。
体の中で合成できないので、食事から摂取する必要があります。
多く含まれる食品:肉類、乳製品、大豆製品、コメや小麦、バナナなど
トリプトファンは日常的に食べる食品にも多く含まれており、比較的摂取しやすいです。
特定の食品を摂るというよりも、バランスの良い食事を心がけましょう。
2. マグネシウム
メラトニンを作るのに必要なミネラル。睡眠が深くなるのを助ける効果を示唆する研究もあります。
多く含まれる食品:大豆製品、アーモンド、海藻、ほうれん草
マグネシウムは普段の食事では不足しやすい面もあり、意識して摂ることが大切です。
マグネシウム不足は、こむら返りの原因となることもあります。
3. 鉄
鉄が不足すると、中途覚醒が起こりやすくなる可能性があります。
また、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)の原因の一つとして鉄分不足があります。
多く含まれる食品:卵黄、あさり、赤身肉、レバー
動物性の食材に含まれるヘム鉄は吸収率が高いです。
植物性の食材に含まれる非ヘム鉄はビタミンCやタンパク質と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
メニューを固定しやすい朝食で摂取しにくい栄養素を摂れるよう定番献立を組んでしまうのも良い方法です。
和食派なら納豆や卵焼き、のり、わかめの味噌汁などいかがでしょうか。
洋食派なら、目玉焼きやほうれん草の巣ごもり卵、ヨーグルト、アーモンド、バナナなどがおすすめです。
睡眠の質を上げたい方は、食事からのアプローチもぜひ試してみてくださいね。”