睡眠トラブルに対して、上手くお昼寝をするとよい効果が得られます。
しかし、やり方によっては逆効果になることも。
まず、眠りたいのに眠れない『不眠』で日中眠気がある方もいますよね。
そのような場合、お昼寝はできる限り避ける方が良いのです。
日中になるべく疲れをためておけば、夜の眠気が強くなり、眠りにつきやすくなります。
しかしお昼寝をしてしまうと、日中の疲れが多少とれてしまい、夜の眠気が十分に起きません。
すると、やはりなかなか眠れないので睡眠不足になり、日中また眠くなってしまうのです。
お昼寝がプラスに働くのは、どうしても仕事で忙しいなど、何か理由があって睡眠不足になっている人です。
このような場合は、お昼寝をすることで日中の眠気を抑え、パフォーマンスの低下を和らげることができます。
お昼寝時間は20分程度が理想的。
30分以上のお昼寝は、寝起きを悪くするので避けましょう。
時間がない場合は、5分でも10分でも大丈夫です。
20分寝たときほどスッキリはしないかもしれませんが、多少の効果は得られます。
時間帯は12〜15時がおすすめです。
人間の体内時計のリズムで自然と 眠気が強くなる時間帯でもあり、 お仕事がある方もお昼休憩を利用すれば お昼寝が可能かもしれません。
16時以降の昼寝は、 就寝時の寝つきを悪くしやすいので 避けましょう。
寝起きをさらにスッキリさせたい場合は、コーヒーを一杯飲んでから寝ましょう。
ちょうど起きる頃に、カフェインが効果を現してくれるのです。
お昼寝のときは横になるのではなく、ソファーに座ったり、机にタオルを敷いて突っ伏した体制で寝てみてください。
その方が、眠りが深くなりすぎないので良いといわれています。
人によって、お昼寝が良いかどうかは違います。
ご自身の睡眠トラブルタイプを知り、お昼寝をする場合は正しい方法で行うことで、
あなたの睡眠や日常の生活に良い影響を与えることができますよ。