睡眠で「生活の質」をあげよう!
すっきり目覚めた朝!5限目を実施したくださったあなたはすでに体感されていることと思います。
そんな朝は、今日一日スムーズに行く予感がしませんか?
そうなんです!!!!良い睡眠は良い覚醒につながります。そのよい覚醒が、良い一日へとつながるわけなのです。
今回は、限られた条件の中で少しでも睡眠の質を上げるために、日中にできることをお話していきますね。
しかーし、その前にあらゆる努力を不意にしてしまう【睡眠時無呼吸症候群】について、お話させてください。
睡眠時無呼吸症候群を侮るなかれ。この睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の質をあげるためにいろんな努力をしても報われないという結果をもたらすだけでなく、最悪の場合、動脈硬化から心疾患の発症へとつながることがあるのです。
最近太って服の首周りがきつくなったような気がする、そんな心当たりのある方は、まずここをしっかり読んでくださいね。
睡眠時無呼吸症候群になる人って、肥満気味の中年男性って勝手にイメージしてました(笑)失礼極まりない。実は、太っている人ばかりではないのです。もともとアジア系の人は骨格の問題で空気の通り道である気道が狭いのですが、下あごが小さい人などもなりやすかったりします。
この気道を塞がないって大切なんですよ!
寝ている姿勢が大きく関わってきます。
横になった時、後頭部と肩の間に隙間ができませんか?この隙間をうまく埋めてくれるのが枕なのです。
例えば、高い枕が好きな方は、自分の首の角度を確認してみてください。首がかなり曲がってませんか?頷くような角度は、お勧めしません。
ぜひ、手軽に交換ができる枕から見直してみてくださいね。(Fabe社の枕で、バレーボールの石川選手とお揃いなんて、どうでしょう?(笑))
さて、本題に戻ります。
いびきは睡眠時無呼吸症候群予備軍。もし、いびきをかいていて、時々フガって言ってる場合。これは赤信号ですので、医療機関にご相談されることをお勧めします。
このフガってなる時は、30秒程度呼吸を止めていることと同じ状態です。試しに、30秒呼吸を止めてみてください。どうですか?ちょっとぜいぜいしてませんか?このぜいぜいが、心臓に負担をかけているわけです。寝ている間は、活動量が減るので、自然と心拍数(心臓が1分間に動く回数のこと)も呼吸数も減ります。この寝ている間、24時間365日当たり前のように働いている心臓が休める時間なわけです。(それでも、止まってないですけどね。)
ここまで読まれた、ちょこっと思い当たるところのあるあなた!まずは、しっかりと検査を受けてくださいね。睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来で検索すると、病院がわかりますよ。該当する方は、睡眠の質をあげることをまず行ってくださいね。
お待たせしました!ここから本題です(前置き長すぎ(笑))
朝のルーティンについては、前回お話していますので、日中の過ごし方についてお話しますね。
お昼間についウトウト、ぼーっとしてしまう時は、ぜひショートナップを取り入れてください。頭がすっきりします!
もし、あなたが仕事の日であれば、あなたのデスクに、座ったままで大丈夫です。というか、座ったままがいいです。そのまま、デスクに突っ伏してください。15分程度そのままの姿勢で寝てください。起きる自信がなければ、アラームを使用しましょう。
たったこれだけ?
そう、たったこれだけなのです。
30分以上眠ってしまうと、夜の睡眠に影響を与えてしまいます。15分がキーワードです。これ、結構効果あります。集中できなくて効率が悪いような状態から、かなりパフォーマンスがアップしますよ。
睡眠は、生活習慣病、認知症、免疫力など様々な健康に関わっているだけでなく、ダイエットにも大きく影響します。
人生の1/3は、ベッドのなかです。ぜひ、この睡眠の時間をうまく活用して、豊かな人生にしていただくことを願ってやみません!
さあ、今から質のよい睡眠を手にいれてください!!
参考図書:⻄野精治「スタンフフォードの眠れる教室」幻冬社
クルスティアン・ベネディクト ミンナ・トゥーンベリエ
「Sleep,Sleep,Sleep」サンマーク出版
メンタリスト DaiGo「賢者の睡眠 超速で脳の疲れを取る」リベラル社