執筆者 Fabe | 2024年10月02日 | 森田麻里子
朝起きて、夜になったら寝る という人間の基本的なリズムは、 体内時計によって コントロールされています。 体内時計が刻むリズムは 24時間より少し長いため、 何もしなければどんどん 遅寝遅起きになってしまうはずです。 でも、私達はそれほど意識しなくても 毎日だいたい同じような時間に 寝て起きることができます。 これは、朝、目から光が入ることによって 毎日体内時計がリセットされている からなのです。 体内時計をリセットするためには、 とにかく朝起きたら 光を浴びることが大切。...
執筆者 Fabe | 2024年09月19日 | 森田麻里子
夜中や朝起きたときに足がつるというお悩みがあります。 夜中に足がつって起きてしまうこともありますし、痛みも強くてつらい症状です。 妊婦さんや、足の血行が悪い方に起こりやすいと言われています。 足がつる、いわゆる「こむら返り」は、筋肉をコントロールセンサーがうまく働かず、 筋肉が暴走してけいれんを起こしてしまっている状態。 ・水分不足 ・ミネラル不足 ・筋肉疲労 ・脚の血行の悪さ などが要因になると言われています。 特に夏場は、寝ている間に汗もかきやすいので要注意。...
執筆者 Fabe | 2024年09月03日 | 森田麻里子
よくないとわかっていても、ついついやってしまう睡眠不足。 なんとなく健康に悪いのはご存知だと思いますが、具体的にどんな影響があるか知っていますか? 徹夜すると、明らかに具合が悪くなるのがわかりますよね。 でも慢性的な睡眠不足は気づきにくいのが怖いところ。 夜ふかししたくなった自分にブレーキをかけやすくするためにも、睡眠不足の悪影響を具体的に知っておきましょう。 例えば有名な研究で、6時間睡眠を2週間続けて影響を調べたものがあります。...
執筆者 Fabe | 2024年08月13日 | 森田麻里子
よい睡眠のために大切な栄養素として鉄分があります。 睡眠に鉄分?とちょっと意外に思われるかもしれません。 実は鉄分は、血液の材料となる他にも多くの役割があります。 睡眠に関わるところでは、ドパミンという神経伝達物質の合成に必要な物質で、睡眠の持続に関わっています。 また、就寝時に足の不快感で眠れなくなってしまう「むずむず脚症候群」も鉄分が不足して起こることがあるのです。 さらに、鉄分は大人だけでなく子どもの睡眠にも影響し、夜泣きの一因となる可能性も。 それなのに、子どもは大人よりさらに鉄分が不足しやすいのです。...
執筆者 Fabe | 2024年08月01日 | 森田麻里子
お酒を飲んでから寝る習慣のある方もいらっしゃると思います。 飲酒には、確かにリラックスやストレス解消になる場合があり、寝酒をすると寝つきをよくする効果もあります。 しかし、寝酒が睡眠に良いかというと、実はそうではありません。 寝酒をすると寝つきは良くなるものの、特に睡眠の後半で顕著に睡眠が浅くなり、夜中に途中で起きやすくなるのです。 そしてアルコールには利尿作用もあるため夜中にトイレに起きやすくなり、ますます中途覚醒することになります。 さらに、寝酒は習慣化しやすく、飲酒量が増えがちです。...
執筆者 Fabe | 2024年07月25日 | 森田麻里子
寝かしつけが終わってつかの間の大人時間。おやつを食べる方もいらっしゃいますよね。 もちろん食べても大丈夫ですが、その後ぐっすり眠るためには、何を食べるかにもちょっと気をつけてみてください。 まず、寝る直前の食事は睡眠の質を下げる原因になります。 あまりボリュームのあるもの、脂っこいものを食べるのは避けたほうが良いでしょう。 また、砂糖がたくさん入っているものも食べすぎないようにしましょう。 血糖が急激に上がったり下がったりするのは自律神経を乱す一因となり、寝る前にリラックス状態に入りにくくなります。 カフェインにも注意が必要です。...