子どもと同じくらい寝ても疲れが取れない
1月 4, 2024
夜はお子さんと一緒に寝て、朝もお子さんと一緒に起きている、
というママも多いですよね。
21時とか22時くらいには寝て、睡眠時間としてはしっかり確保できるので
疲れもとれるだろうと思いきや…
「夜泣きもなくなったし、私もこんなに寝ているのに、
なんだか朝起きても疲れがとれていない」と悩む方も、よくいらっしゃいます。
実は、お布団の中にいる時間は長ければ長いほどいい、
というわけではないのです。
大人の睡眠時間はおよそ7〜9時間。
個人差はありますが、だいたい8時間前後寝るとすっきりするという方が多いです。
でも、そういう方が10時間お布団の中にいたら、どうなるでしょうか?
睡眠不足が積み重なっていて10時間寝られるうちはいいのですが、
睡眠不足が解消されてくると、それほど長くは眠れません。
お布団にいるけれども眠る必要のない、いわば「余った」時間が、
「なかなか寝付けない」「早朝に起きてしまう」という形で現れる方もいますが、
中には、「夜中に途中で起きてしまう」
「全体に睡眠が浅くなる」という形で現れる方もいます。
そのような場合に、「もっと長く眠らないと」と思って
お布団にいる時間をさらに伸ばすと、逆効果!
ますます、途中で起きやすくなったり睡眠が浅くなったりしてしまいます。
お布団にいる時間が長すぎて睡眠の質が良くないと感じている場合、
実は解決策は、『お布団にいる時間を短くすること』になるのです。
お子さんの夜泣きがあって起こされる場合はその限りではありません。
しかしそうでなければ、7〜9時間眠った後、お子さんより早く起きて活動するようにしてみましょう。
お布団に入ったらぐっすり寝て、必要なだけ眠ったらスッキリ起きる。
そんなメリハリをつけていけるといいですね。