冷えた身体をあたためるのに効果的なのが、入浴。湯船に浸かって上がった体温が、その後急激に下がるときに眠気もぐっと強まります。
そして、深部体温がスムーズに下がることで、深く質の良い睡眠をとることができるのです。
睡眠にとって効果大の入浴ですが、入浴剤を使うことで、その効果をさらに高めることができます。
おすすめ入浴剤① エプソムソルト食塩ではなく、硫酸マグネシウムの結晶です。
エプソムソルトを入れたお湯は、保温効果が抜群。しっかり体温を上げ、お風呂から出た後もポカポカが続きます。
食塩の入ったバスソルトも保温効果がありますが、違いは、マグネシウムが豊富に含まれていることです。
医学的には議論のあるところですが、一部には、マグネシウムは皮膚を通して吸収できるという説も。
マグネシウムは睡眠ホルモンであるメラトニンの合成にも関わりますが、実は普段の食生活では不足しがち。
もし皮膚から少しでも吸収できるとしたら嬉しいですよね。
さらに、エプソムソルトの入浴剤は食塩のバスソルトと違い追い焚きOKなものが多いです。
こうした使いやすさの面でもおすすめです。
おすすめ入浴剤② 炭酸入浴剤濃度の高い炭酸泉は血行促進効果があり、アスリートにも利用されています。
最近では、自宅でもある程度濃度の高い炭酸泉を再現できる入浴剤も販売されるようになりました。
普通の入浴以上に血行を促す作用があるので、深部体温がスムーズに下がるのを助け、ぐっすり眠れると感じる方も多いです。
特に、重炭酸タイプのものは炭酸がしっかりと湯に溶け込み、高い濃度を長く維持できるとされています。
お値段が張るものもありますが、特に疲れが溜まっている時などスペシャルケアとして取り入れるのもおすすめですよ。