「疲れているのに眠れない」 「頭が休まらない」のは、脳がまだ活動モードになっているから。
人は日中交感神経(活動モード)が優位になり、夜は副交感神経(休息モード)へ切り替わることで自然に眠くなります。

しかしストレスが続くと、切り替えがうまくいかなくなるのです。
その結果、
・入眠に時間がかかる
・夜中に目が覚める
・寝ても疲れが取れない
といったトラブルが起こります。

交感神経と副交感神経はまとめて自律神経と呼ばれます。
「自律」という名の通り、自分の意思で直接コントロールしにくいのが難しいところです。

「リラックスしなきゃ」「早く寝ないと明日困る」と思えば思うほど、かえって緊張して眠れなくなってしまいます。
あまり思い詰めすぎず、自律神経が整いやすい環境づくりに徹することが、改善のポイントです。

例えば知らず知らずのうちに、夜の自律神経を乱している行動があります。
代表的なのが
・スマホを見ながら寝落ち
・ベッドの中で考え事を続ける
という行動です。
これらは脳を活動/緊張モードにしてしまいます。

さらに、ベッドの中で寝る以外の行動を続けていると、ベッドに入ったときに
・スマホのことが気になる
・考え事が浮かんできてしまう
など条件反射が起こり、余計に眠りにくくなります。

スマホは寝室に持ち込まず、リビングで充電するのがおすすめです。
考え事は紙に書き出してスッキリさせてからベッドに入りましょう。
ベッドは眠るだけの場所にするのが質の良い睡眠をとるポイントです。

また、自律神経に直接アプローチできる方法としては呼吸法があります。
ゆっくりと深呼吸し、特に息を吐くことに意識を向けることで副交感神経を活発にする効果があると言われています。
4秒吸って→4秒止めて→8秒吐くなどの方法がよく知られています。
寝る前に数分行ってみるのもよいでしょう。

適度なストレスは集中力や意欲を高める効果もあり、ストレスがあるから良くないというわけではありません。
多少ストレスを感じても、上手にリラックスモードに切り替えるスキルを身につけることを目指しましょう。