スタンフォード大学の研究では「睡眠時間が短い人は肥満になりやすい」という結果が出ています。
なぜ寝不足がダイエットの大敵になるのでしょうか?そんな疑問について、今回科学的にご紹介したいと思います。
理由①夜中は小腹が空く
睡眠が短いとそれだけ起きている時間が長くなり、前回の食事から時間が空いてしまいます。そのため、どうしても間食しがちに。
しかし身体を動かすわけではないので、消費カロリー<摂取カロリーとなり、太りやすくなります。
理由②睡眠不足が脳の判断力を低下させる
夜中は疲れもピークで誘惑に負けやすい状態に。
結果、ポテトチップスやチョコレートなど脂っこい・甘い食べ物をついつい選んでしまうんです。
理由③睡眠不足は、基礎代謝を下げる
代謝が落ちれば、同じ量を食べても太りやすくなる。
そんなに食べていないつもりでも、夜中に食べるだけで太りやすくなります。
理由④睡眠不足は食欲をアップさせる
食欲はホルモンによって調節されていて、「レプチン」は食欲を抑え、「グレリン」は食欲を増やす働きがあります。
睡眠不足だとこの2つのバランスが崩れ、レプチン↓、グレリン↑という状態に。つまり、「もっと食べたい…」という気持ちが強くなってしまうのです。
さらに、寝る直前の食事は睡眠の質を下げることがわかっています。
特に油や砂糖が多い食品はNGです。
睡眠不足→ジャンクフード→睡眠の質も悪化という悪循環に入ってしまうと、ダイエットはますます遠のきます。
せっかく運動や食事制限をしても、睡眠が乱れているとそれだけで効果が出にくくなってしまいます。
ダイエットをしたいなら、まずは睡眠から!
1日7〜8時間の睡眠を目標に、よく寝て、健康的な身体を手に入れてくださいね。