赤ちゃんの一時的な睡眠の乱れの原因と対処法
8月 31, 2023
赤ちゃんは成長するにしたがって、だんだんとまとまって眠るようになってきます。
でも、それまでぐっすり寝ていた赤ちゃんが急に夜中起きるようになることもあるんです。
いったい、なぜなのでしょうか?
これには、赤ちゃん自身の『成長』が関わっています。
昨日はできなかったことが今日できるようになったりもしますよね。
例えば寝返りです。
それまで、仰向けの体勢から動けなかったのが、うつ伏せになれるようになります。
でも最初は、うつ伏せの体勢に慣れていないので、
首を支え続けることができず、疲れて顔を床に突っ伏して泣き出してしまうのです。
今までぐっすり眠れていた子が、夜中にごろんと寝返りする。
でも顔を横に向けて休んだり仰向けに戻ったりすることができないので泣き出してしまう…
ということが起きてきます。
ハイハイをし始める時期にも同様に睡眠が乱れることがよくあります。
また、身体の発達ではなく、精神的な発達でも同じようなことがあります。
分離不安が強くなる1歳〜1歳半の時期にも睡眠の乱れが起こることが多いです。
このような睡眠の乱れは完全に避けることはできませんが、ふだんから生活リズムや寝室環境を
しっかり整えておくことで影響を最小限にすることができます。
だいたい、数週間でもとに戻ることが多いです。
ただ、このような睡眠の乱れが1つのきっかけとなって、手厚い寝かしつけが習慣になってしまうと、長引くことも。
寝かしつけを手厚くしすぎないのもポイントになってきます。
これについては、次回の投稿で詳しくお伝えしていきますね。