赤ちゃんにとって安全な寝室のつくり方
乳幼児突然死症候群や窒息のリスクを下げるためにできること、知っていますか?
赤ちゃんの睡眠を考える上で、大人と違って注意する必要があるのは寝室の安全性です。
寝ている間の窒息事故もありますし、乳幼児突然死症候群といって、健康な赤ちゃんが寝ている間に突然亡くなってしまう病気もあります。
日本でも、毎年1万人に1人程度の赤ちゃんが乳幼児突然死症候群で亡くなっています。
乳幼児突然死症候群のリスクを下げるため厚生労働省が伝えているのはこの3つ。
・仰向けに寝かせる
・できるだけ母乳で育てる
・禁煙する
アメリカ小児学会はさらに細かい推奨事項も出しています。
・ベビーベッドの中に枕やブランケットなど柔らかいものを入れない
・硬めのマットレスに、しわがよらないようぴったりシーツを敷く
・ベッドバンパーや寝返り防止枕は使用しない
特に、赤ちゃんが1歳になるまでは安全面にも注意して
過ごしやすく安心な寝室環境を整えていきましょう。