毎日の朝晩の気温差の影響なのか、近頃、疲れやすいなあと感じていませんか?
11月にもなると年末を意識してしまい、なんとなく気忙しくなります。あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ!そう思うだけで、なかなか事が終わらない・・今日も、できなかった、うっかりしていたと落ち込むこともあるのでは?
その疲れからくるパフォーマンス低下の原因は、脳疲労かもしれませんよ。
脳疲労って?
「脳疲労」という言葉をきいたことはありますか?脳疲労が万病の元となるとも言われています。脳は、私たちの意欲や感情をコントロールしているだけでなく、全身の司令塔でもあります。
年齢に関係なく、記憶力・判断力・問題解決能力、コミュニケーション力の低下の原因と考えられているのが、この脳疲労です。
情報化社会となり、デジタルに依存している状態が続いている事や、円安が続き、毎月なにかしらの商品が値上げされる経済的な不安、コロナ禍以降の健康に対する不安・・さまざまな情報に振り回され、たくさんの不安に囲まれている状況では脳は疲れ切ってしまいます。いわゆるオーバーヒートですね。
この脳がオーバーヒートになった状態が脳疲労というわけです。万病の元ともいえる脳疲労を改善するには、睡眠が大事になってきます。

眠らない脳はどうなるの?
自律神経の話は何回かしてきましたが、自立神経には、交感神経と副交感神経があります。自律神経の副交感神経が優位になると、ぐっすりと眠る事ができます。
実は、脳と自律神経は深い関係にあるのです。なんと、自律神経のコントロールセンターは、脳にあります。脳が、周りの環境をここちよいと感じると副交感神経が優位になるのです。
ちょっと、余談ですが・・脳科学研究でおもしろい実験の研究があります。「光トポグラフィー」という装置を脳に装着し、脳の活動を計測したそうです。そこで、交感神経が優位になりやすい人は、顔の皮脂やニキビ菌が多く、心理テストでは、ストレスを感じやすい事がわかったそうです。こういうタイプの人は、不眠がちとのこと。
この不眠により、脳疲労が起こり、判断力の低下だけでなく、免疫力が下がり風邪をひきやすくなったり、うつ病や、糖尿病・高血圧症のような生活習慣病、さらには認知機能の低下から認知症を発症するリスクも高まります。
その物忘れ、脳疲労のせいかも!
認知機能と低下ですが、玄関先までものを持ってきていたのに、いざ出かけたら持ってくるのは忘れた・・そんな経験もあるのではないですか?
このうっかり、年のせいや、忙しかったせいにしないでください。脳疲労からくる認知機能の低下によるものかもしれませんよ。
実は、記憶には脳の海馬というところが関係するのですが、この記憶に関して、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールが関係しています。
ストレスホルモンとも呼ばれるだけあって、コルチゾールはストレスを感じると分泌されます。そうして、私たちの身体をストレスから守ってくれているのです。
一時的なストレスであれば、よい緊張感となって頭が冴えてきます。しかし、慢性的にストレスを感じていると、脳の海馬に悪影響を与えてしまい、物忘れにつながるのです。本来であれば、コルチゾールは朝起きる時に最も高いレベルに達し、それによって、すっきりと目覚めることができます。
しかし、朝起きる時以外にコルチゾールの分泌が多いと、浅い眠りが増え夜間ぐっすりと寝る事は難しくなりますし、記憶を司る脳の海馬の神経細胞を縮小させ、それに伴い記憶力の低下、新しい情報の学習能力の低下、いわゆる物忘れにつながって行くのです。
物忘れを引き起こす脳疲労には、脳を休ませるイコール、深い睡眠が必要になります。脳を休める睡眠にするには、脳の温度を下げる必要があります。
脳の温度を下げるって、どうするの?それは、深部体温を下げれば、脳の温度も下がります。繰り返しお伝えしている寝る前の入浴を活用してくださいね!

なんとなく体調が悪いのも、脳疲労が影響する!?
脳疲労になると、さまざまな心身における不調を引き起こします。頭痛、ふらつき、時には身体の痛みなど症状は多岐にわたります。
病院で検査しても、はっきりとした原因がわからない場合は、脳疲労を疑ってもいいかもしれませんね。自律神経のコントロールセンターが脳にあるのですから、自律神経の不調による症状かもしれません。
痛みは、皮膚や筋肉など身体に起こった痛みを脳に伝達し、痛みを感じます。この身体から脳に痛みを伝達するルートだけでなく、脳から身体に痛みを伝達することもできるのです。
睡眠不足で脳疲労が起きていると、痛みに対するコントロールがうまく作用せず、頭痛や腰痛といった原因不明の痛みを引き起こしてしまうのです。
まとめ
気忙しい、情報過多な毎日にで、脳はオーバーヒートを起こしています。この脳がオーバーヒートしている状態を脳疲労といいますが、脳疲労になると、疲れやすかったり、体調を崩したり、頭痛などの痛みが生じたりと、さまざまな不調が起きます。オーバーヒートで脳疲労を起こしている脳をクールダウンできるのは、睡眠です。あくびは、脳の温度を下げる働きもあると言われています。今、あくびをしているあなたの脳は、オーバーヒートを起こしているのかもしれませんね(笑)
今夜はは、お風呂に入ってしっかり眠りましょう。
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