今まで睡眠について、あつ〜く語ってまいりました(笑)
睡眠の質が爆上がりしていると、嬉しいです!

突然ですが、私には3人の子供がいます。
一番上の子は、中高一貫校から医学部へすすみ・・先日、医師国家試験に合格いたしました。
二番目の子は、この子も中高一貫校に進学し・・
その後、美容師の専門学校からの〜〜〜
現在は、地下アイドルとして頑張っています(笑笑)
そして、3人目は・・・この子も中高一貫校に行ったものの、中学3年から高校2年まで、がっつりと不登校(汗)さてどうしたものか・・と思案しましたが、生活リズムを整えたところ今年の春に、浪人せずにやりたい道に進むべく国立大学へ進学いたしました。

どの子も、父母ともに一緒ですよ(笑)
そして、自慢のこども達ですし、彼らもお互いにリスペクトしています。

私が子育てのなかで大切にしていたもの。
それは、食と睡眠、経験です。
「食べたもので身体は作られ」、そして「寝る子は育つ」わけです。

この「育つ」なかに、身体の成長はもちろんですが、脳も入ります。

2019年に、アメリカのマサチューセッツ工科大学で行われた研究ですが、平均年齢18歳の大学生88人に、睡眠がどれくらい成績に影響を与えているか、その関係性を調査したものがあります。
その結果、長く、質が高い睡眠とっていた学生ほどテストの成績がよかった、というのです。しかも、成績の良し悪しの25%は、睡眠習慣に左右されることも分かったのです。(1)

生まれつき頭がいい子もいますが、それを活かすかどうかは、睡眠に影響されるのです。
そして、頭がいい子ってどんな子でしょうか?

ペーパーテストでいい点数を取る子、相手の様子をみてうまくコミュニケーションが取れる子、集中力がある子・・

こう考えていくと、一つの決まったものさしで、能力は測りきれないということではないかと思えてきます。

これが「脳の個性」ではないかと思うのです。
なにに興味をもつのか、それはその子その子で違うのです。

人間の脳は3〜4歳までに80%、6歳頃までに85%、10歳ころまでに90%完成すると言われています。
その間に、いろんな経験を積むことで、脳が成長するのです。
この経験に特別なことは必要ありません。日常生活のなかでさまざまな体験をして、たくさんの本を読む。そして、しっかりと睡眠をとる。
それで充分なのです。

これから、睡眠栄養指導士でもあり、こども睡眠インストラクターでもある私が、こちらのテーマでお伝えしていきます!

5月:賢い眠りへのアプローチ〜睡眠時間〜
6月:賢い眠りへのアプローチ〜睡眠習慣〜
7月:賢い眠りへのアプローチ〜睡眠環境〜
8月:賢い眠りへのアプローチ〜食習慣〜
9月:賢い眠りへのアプローチ〜運動習慣〜

お楽しみに〜

(1) https://www.nature.com/articles/s41539-019-0055-z
参考図書:⻄野精治「スタンフフォードの眠れる教室」幻冬社
クルスティアン・ベネディクト ミンナ・トゥーンベリエ
「Sleep,Sleep,Sleep」サンマーク出版
メンタリスト DaiGo「賢者の睡眠 超速で脳の疲れを取る」リベラ
マシュー・ウォーカー「睡眠こそ最強の解決策である」SB Creaitive
脳科学者茂木健一郎「眠れなくなるほど面白い脳の話」日本文芸社
秋山信子「学力も運動能力もアップする!小学生のための快眠法」BLA出版